2025年、ドイツは東西再統一から35年を迎えました。ライプツィヒを拠点とする私たちSEA SONS PRESSが、この街で暮らす人々が大切にする「モノ」を通じて、現在も息づく東ドイツ(DDR)の記憶と日常を探ります。
10月26日から毎週日曜日にGoethe Institut TokyoおよびSEA SONS PRESSのインスタグラムアカウントで公開中。ぜひご覧ください!
Vol.1 アンジと東ドイツの絵本(10月26日公開)
KOKOの制作背景についてたっぷりお話しさせていただいただけでなく、Radio Blauのヒルマーさんが、KOKOの記事をたくさん朗読してくれました。アーカイブ版は、下記からお聞きいただけます。
【KOKOについて】
KOKOは、変わりゆく都市で暮らす人々のライフストーリーや、個人的な感情を記録するニュースレタープロジェクトです。
舞台はドイツ東部の街、ライプツィヒのアイゼンバーン通り。かつて「ドイツで最も危険な通り」と呼ばれたたこの場所は、安い家賃に惹かれた若者や移民が集まり、ここ数年で活気のある通りへと変貌しました。一方で、アルコールやドラックの問題、家賃上昇や低所得者の排除など、さまざまな問題に直面しています。
私たちがこの街で3年ほど暮らすなかで、都市の急激な変化に翻弄されながらも、一定のペースでどこか飄々と生きている人たちに出会ってきました。KOKOは、そうした人々のインタビューを通じて、この街の自由で奇妙なダイナミズムを捉えようとする試みです。
https://koko-de.beehiiv.com (ドイツ語)